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ベランダやバルコニーの防犯を強化するための具体策とは

2025.02.04

近頃は、空き巣や強盗被害のニュースが連日流れてくるようになってきました。アパートやマンションなどの共同住宅に比べ、一軒家への侵入が目立ちます。

「2階は安全」という思い込みが、かえって危険を招いているのかもしれません。

実は、ベランダやバルコニーには、私たちが気づかない防犯上の弱点が潜んでいます。

この記事では、ベランダやバルコニーの防犯対策として、施錠の見直しから防犯カメラの設置まで、費用対効果の高い具体的な対策をご紹介します。予算や住環境に合わせて、できることから始めていきましょう。

 

2階からの侵入も増加中!見直したい住宅の盲点

一般的に「2階は安全」と思われがちですが、近年の犯罪傾向を見ると、そうとは限りません。

警察庁の統計によると、令和5年度の一戸建て住宅の侵入窃盗件数は、約13,490件でした。

多くの方が2階では防犯への意識が低下しがちですが、窓の施錠を忘れたり、カーテンを開けっ放しにしたりする習慣は、空き巣に格好の機会を与えてしまいます。

空き巣は、さまざまな侵入ルートを持っています。とくに注意が必要なのは、隣家からの侵入です。隣家の屋根を伝って移動したり、ベランダ同士の距離が近い場合は、そこから侵入を試みることもあります。

さらに、建物自体の構造も侵入経路として利用されます。外壁の凹凸部分、雨樋やパイプといった建物の付属物、そして1階部分の屋根なども、思わぬ足場となることがあります。

次章では、空き巣に狙われやすいバルコニーやベランダの特徴を詳しく解説します。

 

出典:警視庁|住まいる防犯110番

出典:政府広報オンライン|空き巣や強盗から命と財産を守る 「住まいの防犯対策」

 

空き巣に狙われやすいバルコニー・ベランダの特徴

空き巣は、侵入しやすいベランダやバルコニーを見極めて犯行に及びます。実は、何気ない生活習慣が、思わぬ隙を作り出していることも。

この章では、空き巣に狙われやすいベランダの特徴を紹介します。

  • 見通しが悪い
  • 足場が整っている
  • 死角が多い
  • 簡単に登れる構造
  • 無施錠や防犯対策が不十分
  • 物が乱雑に置かれている

 

自宅のベランダが上記の特徴に当てはまっていないか、チェックしてみましょう。

 

視界が遮られた環境

洗濯物や目隠しパネルで外からの視界が遮られたベランダは、空き巣にとって格好のターゲットとなります。

  • 周囲からの目が届かない
  • 侵入時の死角になりやすい
  • 逃走経路として利用される

ベランダの見通しを良くすることは、防犯対策の基本となります。必要以上の目隠しは避け、s死角にならないようにすることが重要です。

 

足場になるものが多い

普段何気なく置いているエアコンの室外機や収納ボックスなど、日常的に使用する設備や家具が、思わぬ侵入経路となることがあります。

とくに以下のものには注意が必要です。

  • エアコンの室外機
  • 大型の収納ボックス
  • ベランダ周辺の構造物
  • 隣家との共有部分

これらの設備や物品は、できるだけベランダの手すりから離して設置し、定期的に配置を見直すなど、不要なものは撤去することも検討しましょう。

 

死角が多い

建物の設計上、避けられない死角も存在します。とくに集合住宅の場合、建物の構造上、死角が生まれやすい傾向にあります。

以下のような場所は要注意です。

  • 建物の凹部分
  • 隣家との境界部分
  • 手すり周りの見えない部分

これらの死角に対しては、センサーライトや防犯カメラの設置が有効です。

 

ベランダに登りやすい構造

侵入者は建物の構造を巧みに利用して侵入を図ります。とくに以下のような構造物は、侵入経路として狙われやすくなります。

  • 低い手すり
  • 壁面の凹凸
  • 配管やダクト周り

上記のような構造の場合は、とくにベランダの防犯対策を強化すべきでしょう。

 

防犯対策が不十分

基本的な防犯設備が不足していると、空き巣に「ここは侵入しやすい」と思われてしまいます。とくに以下の点は危険信号です。

  • 窓のカギをしていない
  • 古いカギを放置している
  • センサーライトを設置していない
  • 防犯カメラの死角がある

最新の防犯設備は、スマートフォンと連携して不審者を検知した際に通知を送る機能なども備えています。費用対効果を考慮しながら、自宅に必要な設備の導入を検討しましょう。

 

整理整頓されていない

物が散乱したベランダは、防犯上、非常に危険な状態です。その理由は以下の通りです。

  • 侵入者の隠れ場所になる
  • 足場として利用される
  • 防犯意識の低さをアピールしていることになる

整理整頓は、コストをかけずにできる重要な防犯対策です。定期的な清掃と整理を心がけ、必要最小限の物だけを置くようにしましょう。

とくに、梯子になりそうな物や大型の収納ボックスは、できるだけベランダに置かないことをおすすめします。

次章では、ベランダの問題点を解決する具体的な対策方法をご紹介します。

 

2階のベランダやバルコニーの防犯を強化する具体策

前章で解説した「空き巣に狙われやすいバルコニーやベランダの特徴」をみて、自宅の防犯対策が不安になった方もいるでしょう。

ここでは、費用対効果の高い具体的な防犯対策をご紹介します。まずは基本となる施錠の見直しから、段階的に対策を強化していきましょう。

 

施錠対策で侵入を防ぐ

侵入被害の最大の原因は、実は施錠の不備にあります。

警察庁の調査では、侵入手口で一番多いのは「カギのかけ忘れ」から発生していることがわかっています。とくに、「ちょっとだけ」という油断が大きな被害につながることも。

「2階の窓はカギをかけていなかった」という方は、これを機に必ず施錠しましょう。

在宅中でも必ずカギをかけ、外出時にはすべての窓とドアの確認を習慣にすることが大切です。とくに就寝前は、家族で声を掛け合って確認するのもおすすめです。

出典:警視庁|住まいる防犯110番

 

ベランダの整理整頓で防犯力アップ

今すぐできる防犯対策として、まずはベランダの整理整頓から始めましょう。

物が置かれたベランダは、空き巣にとって2つのメリットがあります。1つは隠れ場所として利用できること、もう1つは侵入のための足場として使えることです。

さらに、散らかったベランダは「この家は防犯意識が低い」というサインにもなってしまいます。

防犯の視点から、以下のような習慣づけが効果的です。

  • 使わないものは室内に移動する
  • 植物は小さめのものにする
  • 洗濯物はその日のうちに片付ける
  • 不要なものは速やかに処分する

ベランダの見通しが悪くなっていないか、確認してみましょう。

 

防犯フィルムで窓の安全性を高める

一戸建て住宅への空き巣の侵入手口として「カギの締め忘れ」の次に多いのが「ガラス破り」です。

 

そこでおすすめなのが「防犯フィルム」です。

 

防犯フィルムは、ガラスの破壊に対する防御力を高める効果的なアイテム。空き巣の多くはガラスを割って侵入しようとしますが、フィルムがあれば破壊に時間がかかり、犯行を諦めさせる効果があります。

防犯フィルムを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • 窓の形状に合わせて選ぶ
  • より厚みがあるものを選ぶ
  • 耐久性が高いものを選ぶ

自分で貼ることも可能ですが、効果を最大限に引き出すためには、プロに依頼するのが確実です。

また、1度貼ったからといって安心せず、耐久性を考慮して3〜5年で貼り直しも検討する必要があります。

 

センサーライトで夜間の安全を確保

人感センサーライトは、動きを感知して自動的に点灯する照明です。不審者が近づくと明るく照らすため、侵入を諦めさせる効果があります。また、近隣への注意喚起にもなり、地域の防犯力も高めます。

ベランダの出入り口周辺や窓の近くの壁面、物干し場の上部、建物の死角部分など、気になる部分に設置すると良いでしょう。

【効果的な設置のポイント】

  • 死角のない位置に設置する
  • 感知範囲を適切に調整する
  • 光の向きや強さを確認する
  • 定期的な動作確認を実施する

どのようなセンサーライトが良いのか、またどこに設置すればいいのかわからない方は、ぜひ「スマイエ」にご相談ください。ご相談や見積りは無料です。

 

防犯カメラで24時間監視体制を

防犯カメラは、24時間体制で家を見守る「電子の目」として機能します。犯罪者は、カメラの存在自体を嫌うため、設置するだけでも大きな抑止効果があります。

最近は、スマートフォンと連携して不審者を検知した際に通知を送る機能も備えており、外出先からでも自宅の状況を確認できます。

録画データは、万が一の際の重要な証拠となるため、データの保存期間や画質にも注意が必要です。とくに夜間の撮影能力は重要なポイントとなります。設置場所は、死角をなくすよう複数のカメラを組み合わせることをおすすめします。

 

防犯砂利で侵入者を発見

防犯砂利は、踏むと特徴的な音が鳴る砂利です。この音は、夜間の静かな時間帯に効果を発揮し、侵入者の存在を知らせてくれます。通常の砂利と比べて、より大きな音が出るように設計されているのが特徴です。

設置は比較的簡単ですが、定期的なメンテナンスが必要です。雨などで砂利が流されたり、土に埋もれたりすることがあるため、時々状態をチェックし、必要に応じて補充や整備を行いましょう。

 

まとめ

2階からの侵入被害を防ぐためには、まず「2階だから安全」という意識を改める必要があります。基本となる施錠の徹底から、防犯フィルムの施工、センサーライトや防犯カメラの設置まで、段階的に対策を強化していくことが重要です。

とくに重要なのは、日常的な防犯習慣です。ベランダの整理整頓、窓の施錠確認など、コストをかけずにできる対策から始めましょう。

また、建物の構造上の特徴を把握し、死角になりやすい場所や侵入されやすい箇所は、重点的に対策することが効果的です。

防犯対策は一つひとつの効果を組み合わせることで、より高い防犯性能を発揮します。ご自宅の状況に合わせて、最適な防犯対策を提案いたしますので、ぜひスマイエにご相談ください。ご相談・見積りは無料です。

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