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ALC外壁の塗装で失敗しないための注意点!費用や工期も紹介

2021.09.12

「ALC外壁の塗装をしたい」
「ALC外壁の塗装をする場合の注意点や費用を知りたい」

このようにお考えではありませんか。
ALCとは軽量気泡コンクリートのことで、外壁においては板状のALCパネルのことを指します。
頑丈なコンクリート素材に小さな穴を無数にあけて、弱点である重量を軽くした外壁材です。
この記事では、ALC外壁を塗装する場合の注意点や費用、工期などをご紹介いたします。
内容を知っておけば、ALC外壁を塗装して失敗するリスクを軽減できるでしょう。

 

ALC外壁を塗装する場合に知っておきたい注意点

ALC外壁を塗装する場合に知っておきたい注意点を、以下の5つに分けてご紹介します。

・塗装が剥がれたらすぐに補修する
・寒冷地ではコーキング破損による凍害も意識する
・ALCはシーリングの施工距離が長い
・塗装では対処できない場合がある
・優良業者を探して依頼する

それぞれ詳しく解説しますので、ALC外壁を塗装する場合に意識してみてください。

 

塗装が剥がれたらすぐに補修する

ALC外壁は、小さな無数の穴があるため水分を吸収しやすい性質があります。そのため、塗装の膜(塗膜)によって雨から外壁材を保護しています。
塗装が剥がれてALC外壁がむき出しになってしまうと、保護膜が消えてALC素材が雨を吸収してしまいます。水分がALC素材の内部にまで浸透してしまい、劣化が進んでしまうでしょう。
塗装が剥がれた場所を見つけたら、すぐに補修しましょう。

 

寒冷地ではコーキング破損による凍害も意識する

寒冷地では凍害による影響を受けやすい素材がALCです。
ALC素材が露出している状態で氷点下になると、内部の水分が凍って膨張し、圧力が加わります。内部からの圧力によってALC外壁が破損することもあるでしょう。
このため、ALC外壁を露出させないよう塗膜を維持するのはもちろんのこと、目地のコーキングの劣化にも注意が必要です。
もしコーキングのひび割れや剥がれなどを見つけたら、できるだけ早く補修しましょう。

 

ALCはシーリングの施工距離が長い

ALC外壁はサイディング外壁に比べて目地(外壁材同士の隙間)が多いです。
このため、目地を埋める「シーリング」を使う施工距離が長いデメリットがあります。
シーリングは施工距離に応じて費用が増えていくため、ALC外壁のシーリング費用はサイディングより高額となる点にも注意しましょう。

 

塗装では対処できない場合がある

外壁の劣化状況によっては塗装では対処できないことがあります。
たとえば、ALC外壁の一部が欠損しているとか、腐食している場合が挙げられます。
塗装で対処できない症状を塗装だけで直そうとしても、すぐに劣化してしまうでしょう。
外壁材の欠損や腐食といったように、塗装で対処できない劣化の場合は、部材の交換を検討してください。

 

優良業者を探して依頼する

ALC外壁を塗装する際は、工事をする業者の選び方も重要です。
外壁塗装の業界には悪徳業者もいるため、騙されてしまうと割高な費用を請求されたり、数年で塗装が剥がれたりします。
優良業者を探す方法を3つご紹介しますので、ALC外壁を塗装する前に必ずチェックしてください。

 

相見積もりで比較する

塗装を依頼する業者は3社程度の候補を挙げて、相見積もりをして価格や工事内容を比較するようにしましょう。
相見積もりとは、複数の会社に見積もりを依頼することです。
1つの会社の情報だけで選んでしまうと、相場よりも高額だったり工事に不備があったりしてもわかりません。
適正価格で万全の工事をするために、3社程度に見積もりを依頼して比較しましょう。

 

地元に拠点がある業者を選ぶ

地元に拠点がある塗装業者なら迅速に対応してもらえる傾向が強いです。
大手業者の支店かつ現場から遠い場合だと、出張費がかかったり小さな修繕では面倒臭がって対応してくれなかったりすることがあります。

 

施工実績が豊富な業者を選ぶ

施工実績が100件や200件しかない業者に依頼するのはリスクが高いためやめましょう。
優良な塗装会社であれば累計で1,000件以上の実績はあります。
実績が少ない業者だと、技術不足で施工不良が起こる心配もあるでしょう。
最低でも累計1,000件の実績がある業者を探してください。

 

塗装が必要なALC外壁の劣化状況

ALC外壁は、おおよそ10年おきに塗り替えが必要です。
どのような症状が出たら塗装が必要なのか、また塗装で対応できる・できない劣化状況を以下では解説していきます。

 

塗装で修繕できる劣化

塗装工事で修繕可能な劣化症状の例には以下があります。

・チョーキング
・小さなひび割れ
・塗膜のふくれ
・塗膜の剥がれ

「チョーキング」とは、塗膜が粉末状に劣化する現象です。塗料に含まれる顔料(色をつける原料)が、劣化により露出したために起こる症状です。チョーキングは塗料が劣化している証明ですので、塗装を検討する時期の目安となります。
「小さなひび割れ」は、塗膜にだけ発生するひび割れを指し、ヘアクラックと呼ばれることもあります。塗膜にだけ発生しているひび割れのため、塗り替えで修繕可能です。
「塗膜のふくれ」は、塗膜がふくれている状態です。経年劣化で起こるほか、施工不良が原因の場合もあります。放置すると悪化して塗膜の剥がれにつながります。
「塗膜の剥がれ」は、塗膜が剥がれて下地や下塗り材が露出する状態です。外壁を保護する塗膜が剥がれてしまっているため、早急に修繕が必要な状況です。

 

塗装だけでは修繕できない劣化

塗装だけでは修繕できない劣化症状の例には以下があります。

・大きなひび割れ
・ALCパネル自体の割れ
・ALCパネル自体の欠け
・ALC外壁の変形
・雨漏り

「大きなひび割れ」は、塗膜だけではなくALC外壁にまでひび割れが発生している状況です。ひび割れの幅が1mmを超えている場合は高確率で外壁材が割れているため、塗装工事では修繕できない場合があります。割れ方や内部の状況によっては塗装工事でも修繕が可能です。
「ALCパネル自体の割れ」とは、ALC外壁自体が修復不可能なほど割れている状態です。この症状が発生している場合、ほぼ間違いなく塗装も割れています。ALC自体が割れているため塗装工事では修繕できません。
「ALCパネル自体の欠け」とは、ALC外壁の一部が欠けてしまっている状態です。部材が欠損しているため、塗装工事だけで直すことはできません。
「ALC外壁の変形」とは、外壁が曲がっている状態です。ALC自体は硬い素材のため変形する前に割れますが、家の躯体と呼ばれる構造部分が変形した場合はALCがズレる形となります。この場合、外壁レベルではなく家全体で大きな問題が起こっているため早急に検査が必要です。
「雨漏り」は、ALC外壁の一部から室内に雨が入り込んでいる状態です。雨漏りは原因箇所を特定して適切な修理をしなければいけないため、塗装工事で直すことはできません。板金や防水業者といった、屋根または防水の専門家に依頼してください。

 

ALC外壁を塗装する場合の費用相場は?

ALC外壁における塗装の費用相場は、30坪の住宅で70〜80万円程度が目安です。足場費用など込みで、使う塗料や住宅の状況によって価格は変動します。
同じ塗料を使う場合でも業者によって価格は変わりますので、相見積もりをして比較するとよいでしょう。

 

ALC外壁を塗装する際にかかる工期

ALC外壁の塗装工事にかかる日数は、2〜3週間程度が目安です。
雨の日が続くと工期は延びる傾向にあります。
特に、梅雨や台風の時期は雨が多くなるため工期が延びやすいでしょう。

 

自宅のALC外壁を塗装で修繕できるかどうかチェックしてみよう

ALC外壁は10年に1度は塗装が必要です。
このため、家を建てたりリフォームをしたりしてから10年が経過したと感じたら、現在の外壁の劣化状況を確認してみましょう。
小さなひび割れや、塗装の剥がれ程度なら塗装工事で対処が可能です。
しかし、ALCパネル自体が破損している場合は塗装ではなく交換を検討してください。
適切な時期に塗装工事を行うことで、家の外壁を長持ちさせましょう。

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